コラム

モートン病に効くツボ

モートン病とは、足の指(足趾)へと向かう神経が、足趾の付け根付近で圧迫を受けることによる神経障害です。

第3趾(中指)と第4趾(薬指)の間、第2趾(人差し指)と第3趾の間に痛みや痺れを生じることが多いです。

原因は、ハイヒールなどのつま先が狭くヒールの高い靴を履くことや、外反母趾などの骨の形態異常により、足の横アーチが無くなることで神経を近くの腱が圧迫することで生じます。

したがって女性の多く見られる疾患です。

私が勤めているクリニックにも多くのモートン病の患者さんがいらっしゃいます。

靴の変更や靴の中敷きの作成で効果が見られることもありますが、是非モートン病に効くツボを押してみてください!

承山(しょうざん) つま先立ちでアキレス腱をふくらはぎの方へなで上げていくとある凹み

内庭(ないてい) 足の第2趾(人差し指)と第3趾(中指)の付け根の間

侠渓(きょうけい) 足の第4趾(薬指)と第5趾(小指)の付け根の間

三陰交(さんいんこう) 内くるぶしから指4本分上がったところ

ツボを押すときのコツ

  1. 押す強さは「痛気持ち良い」くらいの強さ
  2. 時間は5秒~10秒
  3. 回数は3~5セット
  4. 息は止めず深く呼吸をしながらツボを押す