コラム

四十肩に効くツボ

私は学生の頃バレーボールをしていました。

そのおかげが、今まで肩こりや肩痛は感じたことがありませんでした。

しかしここ数年は全くバレーボールをする機会がなく、体が鈍り気味です。

先日も高校の頃のバレー部の同窓会があり、久しぶりにバレーボールをしたらサーブを1本打っただけで肩が痛くなりました…

やはり日頃からの適度な運動や、運動前の入念なストレッチはとても大切ですね。

私も今年で40歳です。

という訳で四十肩について少しだけ。

四十肩(五十肩)は医学的には肩関節周囲炎と呼ばれています。

初期症状は肩が重く感じたり鈍い痛みを感じるところから始まることが多いです。

そしてある日突然、肩を動かす際に「ピリッ」とした鋭い痛みを感じます。

そして徐々に肩の可動域が狭くなっていきます。

治療法として、運動療法があります。
ストレッチや振り子運動は肩関節の緊張をほぐし、痛みの緩和と関節の可動域を広げることに繋がります

また、温熱療法もあります。
患部の血行を良くすることで治癒を促し痛みの緩和が期待できます。
ゆっくりとした入浴やタオル温湿布などを使い温める方法があります。

個人差はありますが、約1年で治癒するケースが多いようです。

ただ、肩の可動域の狭さだけが残ることがあるので、強い痛みを感じなくなってきたら、少しずつ運動療法を始めていきましょう。

その際、併せて四十肩に効くツボを試してみてください!

中府(ちゅうふ)鎖骨の1番肩側の下端から指2本分下がったくぼみ

肩髃(けんぐう) 肩を真横に上げた時、肩上部に現れるくぼみの前端

天宗(てんそう) 肩甲骨の中央にあるくぼみ

ツボを押すときのコツ

  1. 押す強さは「痛気持ち良い」くらいの強さ
  2. 時間は5秒~10秒
  3. 回数は3~5セット
  4. 息は止めず深く呼吸をしながらツボを押す